ちょこっとだけシネマブログ
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アイランド

究極の医療技術として自分のDNAからクローンを作り、臓器や皮膚その他の器官をいつでも代替できるように培養しているという、近未来のことじゃなく今現在でもどこかでやっていそうな物語。クローンの一人が自分たちがやがては解体されるのだという事実に気付き、反乱を起こすのですが、「ブレードランナー」 のラストでレプリカントとしての寿命が尽きて死んでいく時のルトガー・ハウアーの悲しそうな表情を思い出してしまいました。レプリカントは人造人間のことですが、クローンとほぼ同義と考えて良さそうです。2人のリンカーン(ユアン・マクレガー)が互いに自分が本物だと言うシーンは、ジャン・クロード・バンダムの「レプリカント」の中にも出てきました。ビルから落ちるシーンや、実車を使った街中でのチェイス・シーンがもの凄い迫力です。リンカーンがトレーラーから列車の車輪を後ろに落とすシーンは思わずよけてしまいました・・・w。「アミスタッド」で黒人奴隷のシンケを熱演したジャイモン・フンスーがイカしてます。「父は象牙海岸で反乱兵をしていた」と言って奴隷だった時に付けられた烙印を見せるシーンはやはりアミスタッドつながりでしょうか。すごく若く見えますが、1964年生まれです。

地球規模の汚染から運良く救出され、外界から隔離され完全管理の行き届いた居住区で何不自由なく暮らす人々。安全で快適だが日々退屈な彼らの最大の夢は、地上最後の楽園"アイランド"への移住権を手に入れること。毎日行われる抽選会が最大の関心事である。しかし、彼らの過去の記憶も夢もすべてプログラムによって刷り込まれたもので、彼らは皆、彼らの臓器を必要とする"本人"のDNAから数年かけて培養されたクローンたちであった・・・。

ただ培養しただけの臓器では異常をきたしやすいので、"人"としての生活をさせながら培養している、という説明がいかにも真実味を帯びていて背筋が寒くなります。自分自身のDNAから作った臓器なら移植しても拒絶反応は起こらないだろうから、これからの医療で必要なことだとは思うのですが、どうなるのでしょうね。ES細胞一つから人間が作れるようになるのかどうか。どうせなら丸ごと作っておいた方がいつどれが必要になってもすぐ対応できるから便利だと思うのですが、その培養臓器が人としての自我を持ってしまったら厄介ですよね。網膜や静脈パターンも指紋も同じだし、実際数年しか生きていないのに遺伝子の中には数十年分の本人の記憶がしっかり入ってるし、こうなるとどっちも本人なんだから、どっちでもいいような気がします。本人同士で話し合って、健康な方が残ったらいいのでは・・・。極論かなぁ・・・。ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)がアルバート(ジャイモン・フンスー)に捕まったのも計画の内で、ジョーダンが拳銃を持ち込めたのはアルバートとの談合があったからだろうけど、もしアルバートが協力してくれなかったらリンカーンの作戦も成り立たなかったと思いますが、その時はどうするつもりだったのかな? それにしても、完全管理されているはずなのに、メリック社のセキュリティ・システムは無きに等しいのがどう考えても不自然です。最後でクローンみんなが一斉に逃げ出したわけだけど、"半製品"のクローンたちはどうなったのかなぁ?もうすでに意識はあったのだから、ほったらかしは可哀想だと思うが・・・。 それに臓器を心待ちにしていた"本人"たちもほったらかしって、それはひどい話だと思う。せっかく大金出して病院のベッドの上で待っていたのに。リンカーンはいいよね。大金持ちの"本人"と入れ替わったのだから。入れ替われなかったクローンたちはその後どうなったんだろう? 住民票も国籍もないし、住む所も仕事もなくてどうやって生活するんだろう?

余談ですが、アメリカからアフリカに帰された黒人奴隷たちは、原住民を追い出してリベリアという国を作り、シンケはその後奴隷商人になったそうです。これは映画では語られていませんけど。

「THE ISLAND」(2005年)米国
監督:マイケル・ベイ 「パール・ハーバー」、「アルマゲドン」
出演:ユアン・マクレガー(リンカーン・6・エコー)、スカーレット・ヨハンソン(ジョーダン・2・デルタ)、ジャイモン・フンスー(アルバート・ロレント)、ショーン・ビーン、マイケル・クラーク・ダンカン、スティーブ・ブシェミ

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レクターズカット ブレードランナー 最終版

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由をわれらに―アミスタッド号事件

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スタッド―誇り高き自由への闘い


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ハルク HULK

マーヴル・メディア社の名誉会長であり、「スパイダーマン」、「X-MEN」、「デアデビル」などの人気コミックを生み出してきたスタン・リー原作の映画化。放射性物質を浴びて細胞が異常に進化したといういつものパターンです。「グリーン・ディスティニー」のアン・リー監督が、B級的な内容をうまくまとめ上げています。 ジェニファー・コネリーの大きなグレーの瞳が吸い込まれそうなほど綺麗でした。ILMの上級視覚効果スーパーバイザーのデニス・ミューレンが、「スター・ウォーズ・エピソード2」の撮影を途中で降りてまで参加し、実写と見紛う素晴らしいVFXと、フルCGIで作られたハルクの実在感が見事です。特にベティー(ジェニファー・コネリー)と会っている時のハルクの微妙な目の動きや細やかな表情が印象的です。ニック・ノルティの老け顔ぶりにはびっくりです。48時間のタフガイ、 ジャックと同一人物とは思えません・・・。途中ブルース・バナー(エリック・バナ)を輸送するヘリコプターを写す映像が上下2つのフレームに分かれ、上のフレームにいたヘリコプターが境界線を飛び越えて下のフレームに入ってくるという不思議な映像マジックがありました。この部分だけ何回も巻き戻して見ましたが、狐につままれているようです。

実験中の事故で大量のガンマ線を浴びてしまったブルースは、死ぬどころか逆に全身の細胞が活性化しているような感覚を覚える。自らの身体で人体実験 を繰り返していたマッド・サイエンティストの父親デヴィッド・バナーから受け継いだ遺伝子が、放射線を浴びることで目覚め、怒りの感情によって巨大化し、無 限大のパワーを発揮する"超人ハルク"へと変貌していく・・・。

ハルクが戦車や戦闘機と格闘する様子はまるでキングコングのようです。そしてベティーの愛情だけがハルクを鎮めることができるというのが可愛いです。ハルクのはいているパンツはいったいどんな素材なんでしょうねぇ。伸縮率20~30倍はありそう・・・。まぁ巨大化した時に破れてしまってフリチンになってしまったら、コードに引っかかるというのもあるけど・・・。怒りを無限大に解放できたら・・・というのは良識ある一般社会人の叶わぬ夢でもあるので、ハルクが暴れまわっているシーンはスカーっとしてしまいます。むかつく上司にぶち切れそうになった時に観るのがいいかもしれません。同じスタン・リー原作で、9月公開の「ファンタスティック・フォー」も楽しみです。特に久しぶりに観れるジェシカ・アルバ に期待大です。

「ハルク HULK」(2003年)米国
監督:アン・リー 「グリーン・ディスティニー」
原作:スタン・リー&ジャック・カービー
製作総指揮:スタン・リー&ケヴィン・フィージ
出演:エリック・バナ(ブルース・バナー)、ジェニファー・コネリー(ベティー・ロス)、ニック・ノルティ(デヴィッド・バナー)、サム・エリオット(ロス将軍)、ジョシュ・ルーカ ス(タルボット)

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ハリー・ポッターと賢者の石

イギリスのどこかにあるという魔法使いになるための学校に入学した少年少女たちの、不思議いっぱい冒険満載の愛と友情と勇気と感動の物語で、主人公のハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)らが対決する悪い奴らというのは人の心の中の闇に巣食う悪を風刺してあり、子供も大人も楽しめるファンタジーです。映画化の条件として、原作の持つ雰囲気を壊さないようにキャストはほとんどすべてイギリス人、ロケ地もイギリスで、ストーリーは原作を忠実に再現してあり、毎回出てくる様々な魔法の小道具や、なにやら意味ありげな魔法の呪文、W杯まであるというクィディッチという競技、そして秘密の何とかや謎の何とかなどなど、作者のJ.K.ローリングの豊かな想像力と素晴らしいユーモアのセンスにワクワクさせられます。久しぶりに第1作を観ると、ダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンが小っちゃくて可愛いです。逆に言うと彼らは今成長期なので、ほんの3年ぐらいの間に驚くほど大きくなったということですね。特におしゃまで口達者なハーマイオニー(エマ・ワトソン)は、ダコタ・ファニングとタメ張れてます。ロン(ルパート・グリント)だけは全然変わらないような気がします。一番年上だからか?意外にもロンとハーマイオニーが将来イイ仲になっていくらしいです。(ありえねェ~・・・) ちなみにダニエル君の誕生日は一昨日(7月23日)です。

赤ん坊の時に両親を亡くしたハリー・ポッターは、引き取られた養父母の家では階段の下の狭苦しい部屋に住まわされ、毎日こき使われ虐待される毎日。しかし、11歳の誕生日に突然家にやってきたハグリッド(ロビー・コルトレーン)から、両親が実は偉大な魔法使いだったことを知らされ、魔法魔術学校ホグワーツへの入学許可証を手渡される。両親を殺した邪悪な魔法使いヴォルデモートはハリーも手にかけようとしたが、ハリーの持つ不思議な力によって退散してしまったという。そのことでハリーは魔法界では知らぬ者のいない有名な存在だった。ホグワーツ特急の中で知り合ったロンやハーマイオニーと共に毎日愉快で不思議な魅力に満ちた寮生活を送るが、やがてホグワーツに秘蔵されている"賢者の石"の秘密を知り、その石を奪おうとする両親の仇ヴォルデモートと対決することになる・・・。

これまで第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、3作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が映画化されていて、4作目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」が11月に公開予定です。原作は5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」、6作「ハリー・ポッターと混血のプリンス」まで刊行されています。第1作が出版された当初はあまり話題にもならず、注目もされなかったのですが、プロデューサーか誰かの娘が「面白い」と言ったことから取り上げられて映画化の話が進み、一気にブレイクして世界中でベストセラーになったそうです。作者のJ.K.ローリング氏は、大学卒業後に結婚、3年後に離婚し、幼い娘を抱えて生活保護を 受けながらコツコツとこの小説を書き上げたそうで、今の成功は「魔法のよう」だと言っています。そして日本で他の大手との競争に勝ち、版権を獲得した静山社という小さな出版社の松岡佑子氏も「ハリー・ポッター」との出会いを「魔法のよう」だったと語っています。夢を見失わずに持ち続けてコツコツと頑張ってきた末に成功をつかんだという素敵なエピソードです。

「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001年)英国
監督:クリス・コロンバス
原作:J.K.ローリング
製作:ディビッド・ヘイマン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)、ルパート・グリント(ロン、ウィーズリー)、リチャード・ハリス(ダンブルド ア校長)、ロビー・コルトレーン(ルビウス・ハグリッド)、マギー・スミス(マクゴナガル副校長)、トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ)、アラン・リックマン(スネイプ先生 )、ワーウィック・デイビス(フリットウィック先生)、ゾーイ・ワナメイカー(フーチ先生)、イアン・ハート(クィレル先生)

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ルパン三世SP 天使の策略(タクティクス)

久しぶりにルパン三世を観ました。ルパンが栗田貫一に代わってからは長いこと観てませんでした。山田康雄さんが作り上げてきたルパンのキャラを必死に真似しようとしているのはわかるのですが、いまだに馴染めませんね。それに今回初めて気が付いたのは、他の不動だった声優陣、次元の小林清志さん、五ヱ衛門の井上真樹夫さん、不二子の増山江威子さんらも年取りましたねぇ。3~4年前にはこんなこと感じませんでしたけど。銭形警部役の納屋悟朗さんだけは昔のままの雰囲気保ってます。

アメリカ・ネバダ州のグレーム・レイク空軍基地"エリア51"に保管されている、1947年のロズウェル 事件の時のUFOの破片「オリジナルメタル」を巡って、ルパン一味と謎の組織「ブラッディエンジェルス」との 知略・謀略を尽くしての争奪戦に、当然ながら銭形警部が絡んできます。銭形警部の相棒のちょっとドジでマヌケな女性捜査官エミリが何となく怪しいと睨んでました。松井菜桜子のぶっ飛んだ演技が最高です。そして五ヱ門の前に現れた強力なライバル、妖刀紅桜使いのカオル役の田中敦子さんもクールで素敵でした。さすが草薙素子です。でも"紅桜"というネーミングはないんじゃない?漬物じゃないんだから。村正とか村雨みたいなのはなかったのかなぁ・・・。「オリジナルメタル」は実は米軍がUFOの破片を分析して作った超合金で、五ヱ門がこれを切ろうとして斬鉄剣が刃こぼれしてしまいます。しかし都合のいいことに、伝説の研ぎ師がすぐ近くに住んでいました・・・何でネバダ州に住んでんだろ? それにルパンたちは、何万発もの銃弾の雨を浴びながらただの一発も被弾してません・・・マンガみたいです。世界の独裁国家への道をひた走るアメリカという国に反旗を翻すためにブラッディエンジェルスに入ったというソフィのエピソードがちょっとだけ泣かせます。可愛い女の子たちがみんな死んでしまうというのは、ルパン三世らしくないような、もったいないような気持ちです。

グレーム・レイク空軍基地(通称"エリア51")は米軍トップ・シークレットの実在する施設で、宇宙人との秘密組織やUFO実験場があると噂されています。基地内ではUFOの試作機や最新鋭のステルス爆撃機、マッハ8で飛ぶオーロラ偵察機などが開発されているそうです。→さるおさんのブログ

原作:モンキー・パンチ
監督:宮 繁之
脚本:前川 淳
キャラクターデザイン:平山 智
音楽:大野雄二
出演:栗田貫一(ルパン三世)、小林清志(次元大介)、井上真樹夫(石川五ヱ門)、増山江威子(峰不二子)、納屋悟朗(銭形警部)、松井菜桜子( エミリ・オブライエン)、能登麻美子(ポイズン・ソフィ)、田中敦子(辻斬りカオル)、新井里美(ボンバー・リンダ)、浅野まゆみ(レディ・ジョー)、永井一郎(東 甚五郎)、穂積隆信(珍幻斎)

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バイ・リバティー・危機一発! ― ルパン三世 TVスペシャル第1弾

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エピソード3 シスの復讐 2回目

2回目とはいえ、やはり特撮の迫力はもの凄いです。そしてストーリーがわかってはいても、やはり泣けてきます。
冒頭の空中戦にミレニアム・ファルコン号がいるらしいのですが、今回も見つけられませんでした。次こそ!
ライト・セイバーのブレードの色が、ジェダイたちは青か緑、シディアスやドゥークーなどのダーク・サイド側は赤っぽいオレンジですが、メイスのブレードだけパープル です。いちびってますね。
グリーバス将軍のライト・セイバーが青と緑なのは、ジェダイから巻き上げたものだからでしょう。態度はでかいのに心臓は意外と小さかったです。
オビ=ワンはもう35歳ぐらいになるのに、かなり浅慮で直情径行、無鉄砲なところがあります。アナキンのやんちゃな性格はこの師匠によるところも大きいよう な気がします。これはオビ=ワンも「教え方を間違った」と認めてます。
「弟だと思っていたのに!」とオビ=ワンは言ってますが、オーウェン・ラーズがオビ=ワンの弟で、その父のクリーグ・ラーズとアナキンの母シミが結婚したので、思 わなくても義兄弟じゃないのか・・・?
パドメはよく見ると前作よりもぽっちゃりしていますね。もう臨月なので、これも役作りでしょうか・・・?

アナキンが、メイスとシディアスの対決しているところへ乗り込んだシーンで、善から悪へ一瞬に変わってしまったその変わり身の早さに驚くとともに疑問でもありま した。何故一瞬に堕ちてしまったのだろう・・・? 思うに、乗り込んだ時点ではすでにダーク・サイドに堕ちていたのではないでしょうか?恐らくもっと早い段階か ら。シディアスにライト・セイバーを抜いた時はまだ善であると1回目観たときは思ったのですが、あれはただダーク・サイドの力を得てできることの確認と、自身の 決意を促すためだったような気がします。こう考えると、メイスにパルパティーンの正体をばらしたのは、一気に片をつけるための罠だと見えなくもありません。メイ スにやられそうだったシディアスを助けても、メイスが形勢逆転したシディアスにやられそうになっている時は傍観してましたから。この後流す涙は、まだわずかに残 っている善の心が流させているのでしょう。しかし堕ちると決めた決心をにぶらせる程のものではなく、この時のアナキンは、いずれシディアスも倒して自分が皇帝 になる気でいたようです。アナキンが冷静に行動していったならそれも可能であったと思いますが、シディアスの巧妙かつ狡猾な思考誘導によって疑心暗鬼の 虜になっていたアナキンは、結局パドメを失い、生命維持装置なしでは生きられない身体になってしまって、シディアスの従僕として生きるしかなくなってしまい ます。これがアナキンの悲劇ですね。意識が戻って最初にパドメの事を聞くアナキンがすごく痛いです。

殺らなければ殺られるという状況の中で、オビ=ワンの行為は仕方のなかったことですが、あの時でももしアナキンが今一度オビ=ワンの声に耳を傾けていた ならまだ間に合ったのにと思うと、悔やまれるし胸が痛みます。別れ際にアナキンのライト・セイバーを拾うオビ=ワンと、生まれたばかりのルークを抱いてラーズ 夫妻が眺めるタトゥイーンの2つの夕陽が感慨深いです。

スター・ウォーズエピソード3シスの復讐

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映像特集:「アクア・ブルー」、「皇帝ペンギン」、「ヒトラー~最後の12日間~」、「マルチュク青春通り」(クォン・サンウ)

世界Z級映画:「ナイト・ビジター」、「新・ウィークエンド」、「脱走機関車」、「地獄のライダー」

恐怖の迷宮ゾーン:「呪い NOROI」、「オーメン・ミレニアム」、「ディープ・ライジング」、「スパイダーズ」、「ハンニバル伝説」

ドラマ:「ファー・スケープ」、「DUNE砂の惑星」、「アホでマヌケなアメリカ白人」、「大切な約束」

アニメ:「新造人間キャシャーン」、「科学忍者隊ガッチャマン」、「サラリーマン金太郎」、「紅三四郎」

音楽:「モーニング娘。」、「矢井田瞳」、「レイ・チャールズ」、「QUEEN」

ドキュメンタリー:「動物」、「考古学・歴史」、「環境・科学」、「文化と人間」



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バットマン・ビギンズ

最大の関心事は渡辺謙だったのですが、出番少なくてがっかり・・・。期待が大きかっただけにちょっとショック。一方モーガン・フリーマンは出番は少ないながらも存在感たっぷりで、最後においしいところを持っていっちゃいます。ティム・バートン作品と違ってギャグの要素がなく、全体にどんよりとした空気に覆われている感じで、ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)のトラウマによる恐怖や苦悩、怒りを表しているようです。ロビン誕生の時と同様、バットマン誕生の背景にもブルース自身の大きな悲劇があり、それがブルースの悪夢の真相でもあったことが明かされています。バットマンのパワーの源は、悪に対する凄まじい怒りなのですが、最大の怒りは、最愛の両親の死の原因を作ってしまった自分自身の臆病な心に向けられていたようで、両親への贖罪の気持ちの方が強いみたいです。「恐怖を克服するには、己自身が恐怖になれ」と、"影の同盟"の頭領ラーズ・アル・グール(渡辺謙)に諭され、ブルースは己の身体と精神を極限まで鍛え上げていくのですが、"正義"に対する考え方の相違でアル・グールと対決する結果になったのは残念です。何もあそこまでしなくても・・・、まるで恩を仇で返しているようです。軍団とは友好的な関係を保ったまま別れることはできなかったのでしょうか。世界を股にかける同盟と違って、バットマンはゴッサム・シティだけのヒーローなんだから。アル・グールやデュカード(リーアム・ニーソン)にしても、ブルースに対してもっと大人げな対応をすることはできなかったのかと思います。まぁ、こう言ってしまうと映画のストーリーが成り立たなくなるのですけど。

殺陣の経験も豊富なリーアム・ニーソン(デュカード)とブルースの剣を使ったトレーニングは、ライト・セイバーを使うクワイ=ガンを彷彿させます。後に警視総監になるゴードンは、この頃はまだ巡査部長だったのですね。どこから見てもゲイリー・オールドマンに見えません。もしゲイリー・オールドマン然としていたら、いつ裏切るのかとハラハラしていたと思います。ブルースが、バット・スーツにスプレーかけたり、手裏剣を研磨したりとなかなかやることが細かいです。ブルースを両親の復讐から正義へと導く検事のレイチェル(ケイティ・ホームズ)は、この後どうなってしまうのかちょっと心配です。ブルースのバットマンとしての活動を陰で支えるアルフレッドとルーシャスが頼もしい存在です。この2人にとってはブルースはいつまで経っても"坊ちゃん"で、その坊ちゃんのちょっと危険なお遊びを見守っている優しい保護者のようです。

「バットマン・ビギンズ」2005年
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、リーアム・ニーソン、渡辺謙、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、ケイティ・ホームズ、ゲイリー・オールドマン、ルトガー・ハウアー

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タイムライン

量子コンピュータを使った物質転送装置の開発中に、偶然装置がワーム・ホールとつながって過去との行き来が可能になり、過去に行ったまま帰れなくなった教授を助けるために大学院生たちが過去へ救出に向かうというSFアドベンチャー・アクションです。量子コンピュータとは、「量子力学的重ね合わせの状態を使って、超並列計算ができる超高速コンピュータ」であるという、何やら訳わからない代物ですが、今のスーパー・コンピュータで十兆年かかる素因数分解を 数十分で計算可能と言われ、もし実用化されると現在の公開鍵暗号方式を使った秘密情報通信の安全性が根底から覆されるそうです。すでに光子の量 子状態の転送実験には成功しているそうです。量子力学の世界では、いくつもの異なる状態が同時に存在しており、例えば一つの電子が上向きのスピン状態と下向きのスピン状態を同時に実現しているということが起きています。これが量子力学的重ね合わせの状態で、多元世界(宇宙)理論とは、同じような世界が同時に無限に存在しているとする理論です。クライトン流のタイムマシンはこの理論を使い、過去の現在も未来も同時に多元的に存在していて、その一つの世界に転送する機械として描かれています。・・・でもやっぱり訳わかりません・・・。転送先の時間と元の現在の時間がまっすぐ繋がっているのかという疑問が残ります。それに量子レベルに分解した人間をDNA情報だけでそっくり元のままに戻せるのか?・・・まぁ映画ですけど。。

転送先は1357年の100年戦争真っ只中の中世ヨーロッパで、1339年から1454年まで続いた戦争の前期になります。ちなみにジャンヌ・ダルクが登場するのは後期です。実際にカステルガールでの攻防戦があったのかは不明ですが、650年前の時代で運命的な出会いをし、「俺はこの時代に残る!」と叫んだマレク(ジェラルド・バトラー)と、フランス軍のアルノー卿の妹クレア(アンナ・フリエル)のロマンティックなエピソードはとても素敵です。激動の時代を愛する女性と共に生き、「素晴らしい人生を選択した。」と石棺に刻んだマレクがうらやましくなりました。初々しいクレアがかわいいです。その他のシーンはおまけみたいなものなので、個人的にはマレクとクレアのその後も描いて欲しかったです。銃はまだない時代ですが、甲冑を貫くロング・ボウの威力や、当時のものを再現した投石器の迫力は凄かったです ね。特撮担当はILMなので、さすがというべきです。

ニューメキシコの荒野で瀕死の男が発見される。検死の結果、身体のあらゆる組織が断層のようにずれていることがわかる。あたかも、ファックスの転送エラーのように・・・。同じ頃、フランス南西部の遺跡発掘現場で発見されたのは、「Help Me E.A.Jonston」と書かれた書簡と現代のものとしか思え ないメガネのレンズ。鑑定の結果、筆跡もレンズも確かに数日前に旅行に出かけたジョンストン教授のものであることがわかるが、インクが書かれた年代は600年以上も前であった・・・。発掘プロジェクトのスポンサー企業、ITCに呼び出された発掘チームのメンバーは、そこで驚愕の事実を知らされることになる・・・。

「タイムライン」(2003年)
監督・製作:リチャード・ドナー 「リーサル・ウェポン」シリーズ
原作:マイケル・クライトン 「ジュラシック・パーク」、「ツイスター」
出演:ジェラルド・バトラー(アンドレ・マレク)、ボール・ウォーカー(クリス)、フランシス・オコナー(ケイト)、アンナ・フリエル(レディ・クレア)、ニール・マクドノー(ゴ ードン)、ビリー・コノリー(ジョンストン教授)、イーサン・エンブリー(スターン)、デビッド・シューリス(ロバート・ドニガー)

タイ

ムライン

タイ

ムライン〈上〉

タイ

ムライン〈下〉


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スカイウォーカー・ランチ

今日のEZ!TVでルーカス監督の本拠地、スカイウォーカー・ランチ(スカイウォーカー農場?)が特集されていました。カリフォルニア州サンラファエルの山地にあり、24平方キロ(品川区ぐらい)もの広さに、2、3の建物とぶどう農園があるだけで、あとは手付かずの大自然が残されています。ハリウッドの干渉を受けずに映画を作りたいルーカスが、スター・ウォーズで得た莫大な収益で建設したそうです。建物の中には、世界最新鋭の音響設備を備えたスカイウォーカー・サウンドの収録スタジオやミキシングスタジオ、試写用スタジオ(並みの映画館ほどあります!)などがあり、録音や編集の最終作業はすべてここで行われています。日本のテレビカメラが建物の内部に入るのは、EZ!TVが初めてだそうです。過去5作品の映画の収益が約3800億、マーチャンダイジング(関連商品)の収益が1兆5千億もあるので、これぐらい余裕で作れますよね。ほんとにどこまでうらやましいやら・・・。

スカイウォーカー・ランチは街から遠く離れているので、私設の消防車もありました。そしてこの消防車の1/32スケールのモデルがCODE3社から世界7500個限定で発売されています。またルーカス監督はカリフォルニア州ニパヴァレーでワイナリーを経営しているフランシス・F・コッポラ監督と提携して、「スカイウォーカー」ワインも販売しています。

スカイウォーカー・ランチ消防車
アナキン・ライト・セイバー
アナキン・ジェダイ・スター・ファイター
X-Wing スター・ファイター

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エピソード・ゼロ(?)

スター・ウォーズ・ファンなら誰もがニンマリとしてしまうショート・ムービーをhal さんのブログで見つけちゃいました。ルーカス監督の母校、南カリフォルニア 大学の学生寮を舞台に、若きルーカスが夢のSF映画の脚本執筆に悪戦苦闘する姿を、スター・ウォーズのパロディを交えてユーモラスに描いてます。このファン・フィルムを観たルーカス自身も監督のジョー・ナスバウムに賛辞を送ったという8分半の傑作です。

古いタイプライターを前に、課題の脚本の執筆が一向に進まず途方にくれていたルーカスは、一目ぼれした女子大生マリオンに励まされながら、キャンパスにいる学生達をモデルに映画史に残るSF超大作のアイデアを次々にふくらませていく・・・。

ひょっとしたら実際にこんな素敵なことからスター・ウォーズが生まれたのかも・・・とSWファンならうれしい悲鳴を上げてしまいそうなエピソード・ゼロ(?)です。
今なら↓↓で無料で観ることができます。必見です!

「恋に落ちたジョージ・ルーカス」



スター・ウォーズエピソード3シスの復讐データ・ブック

スター・ウォーズ・インサイダーEX クローン大戦 スペシャル・イシュー

ぼく
たちのスター・ウォーズ


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