ルパン三世SP 天使の策略(タクティクス) | ちょこっとだけシネマブログ

ルパン三世SP 天使の策略(タクティクス)

久しぶりにルパン三世を観ました。ルパンが栗田貫一に代わってからは長いこと観てませんでした。山田康雄さんが作り上げてきたルパンのキャラを必死に真似しようとしているのはわかるのですが、いまだに馴染めませんね。それに今回初めて気が付いたのは、他の不動だった声優陣、次元の小林清志さん、五ヱ衛門の井上真樹夫さん、不二子の増山江威子さんらも年取りましたねぇ。3~4年前にはこんなこと感じませんでしたけど。銭形警部役の納屋悟朗さんだけは昔のままの雰囲気保ってます。

アメリカ・ネバダ州のグレーム・レイク空軍基地"エリア51"に保管されている、1947年のロズウェル 事件の時のUFOの破片「オリジナルメタル」を巡って、ルパン一味と謎の組織「ブラッディエンジェルス」との 知略・謀略を尽くしての争奪戦に、当然ながら銭形警部が絡んできます。銭形警部の相棒のちょっとドジでマヌケな女性捜査官エミリが何となく怪しいと睨んでました。松井菜桜子のぶっ飛んだ演技が最高です。そして五ヱ門の前に現れた強力なライバル、妖刀紅桜使いのカオル役の田中敦子さんもクールで素敵でした。さすが草薙素子です。でも"紅桜"というネーミングはないんじゃない?漬物じゃないんだから。村正とか村雨みたいなのはなかったのかなぁ・・・。「オリジナルメタル」は実は米軍がUFOの破片を分析して作った超合金で、五ヱ門がこれを切ろうとして斬鉄剣が刃こぼれしてしまいます。しかし都合のいいことに、伝説の研ぎ師がすぐ近くに住んでいました・・・何でネバダ州に住んでんだろ? それにルパンたちは、何万発もの銃弾の雨を浴びながらただの一発も被弾してません・・・マンガみたいです。世界の独裁国家への道をひた走るアメリカという国に反旗を翻すためにブラッディエンジェルスに入ったというソフィのエピソードがちょっとだけ泣かせます。可愛い女の子たちがみんな死んでしまうというのは、ルパン三世らしくないような、もったいないような気持ちです。

グレーム・レイク空軍基地(通称"エリア51")は米軍トップ・シークレットの実在する施設で、宇宙人との秘密組織やUFO実験場があると噂されています。基地内ではUFOの試作機や最新鋭のステルス爆撃機、マッハ8で飛ぶオーロラ偵察機などが開発されているそうです。→さるおさんのブログ

原作:モンキー・パンチ
監督:宮 繁之
脚本:前川 淳
キャラクターデザイン:平山 智
音楽:大野雄二
出演:栗田貫一(ルパン三世)、小林清志(次元大介)、井上真樹夫(石川五ヱ門)、増山江威子(峰不二子)、納屋悟朗(銭形警部)、松井菜桜子( エミリ・オブライエン)、能登麻美子(ポイズン・ソフィ)、田中敦子(辻斬りカオル)、新井里美(ボンバー・リンダ)、浅野まゆみ(レディ・ジョー)、永井一郎(東 甚五郎)、穂積隆信(珍幻斎)

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