エピソードⅥでアナキンの首が・・・! | ちょこっとだけシネマブログ

エピソードⅥでアナキンの首が・・・!

「エピソードⅥ」はついこの前ビデオで観たばっかりなのですが、今日のテレビ放映でまた観て、あらためて感動してしまいました。長い長い戦いがやっと終わったのだという感動と、ダース・ベイダーがルークの叫びに目を覚まし、やっと元のアナキンに戻ったのだという感動です。皇帝は、アナキンの時と同じように巧妙に罠を仕掛けて甘い言葉で誘惑し、それが無理とわかると力でねじ伏せようとするのですが、ルークはぎりぎりのところで踏み留まります。「父さん、助けて!」と叫ぶルークの言葉に、ダース・ベイダーが心の片隅に追いやっていた愛情が甦り、アナキンの心を取り戻したダース・ベイダーは、ルークの父として皇帝と刺し違えます。「自分にできなかったことを、息子のルークがやってくれた・・・」と、命の灯火が消えてゆく中でアナキンの表情は喜びに満ちていました。皇帝を凌ぐ潜在力を持ちながら、ダーク・サイドの誘惑に負けて皇帝の従僕と成り下がっていたアナキンにとって、最後まで善の心を失わなかったルークの成長は、死の恐怖すら忘れるほど満足なものだったに違いありません。アナキンの涙は、自分が愛した女性パドメの忘れ形見であるルークとレイアの成長を喜ぶうれし涙と、自分のせいで死なせてしまったパドメへの慙愧の涙であったのだと思います。

ラスト・シーンで、フォースと同化した存在となったオビ=ワンと並んでいたアナキンの顔が、セバスチャン・ショウからヘイデン・クリステンセンに変わっていました! いったいいつすげ替えられたのかな? 今年からかな? 公開に合わせてテレビ放映されたものだけなのかな? でも「エピソードⅢ」観た後だから何も違和感ありませんでした。魂の存在だから、歳は関係ないのでしょうね。「エピソードⅠ」や「エピソードⅡ」の後だったら、やっぱりおかしいと思ったかもしれませんけど。

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