ライト・セイバー | ちょこっとだけシネマブログ

ライト・セイバー

ジェダイの代名詞とも言うべき武器で、SWファンの憧れであり、LFL(ルーカス・フィルム・リミテッド)はライト・セイバーをはじめとした一連のキャラクター・グッズ の版権を一手に握り、莫大な収益を上げています。スター・ウォーズのパロディ映画「スペース・ボール」 (1987年)の中で、マスター・ヨーダならぬヨーグルトが、フォースならぬシュワルツの力の根源はマ ーチャンダイジング(関連商品)じゃ!と皮肉ってます。何故科学文明の発達した時代に、銃ではなく剣なのか?

ハン・ソロも、「そんな古い武器じゃ、ブラスターには敵わない」と馬鹿にするのですが、ルーカス監督は、黒澤映画の中の真剣での一騎撃ち、鎬を削るような 迫力ある殺陣を再現したのでしょうね。ライト・セイバーの輝くブレードは、古代ヨーロッパの剣よりは日本刀に良く似ています。これがブラスターで撃ち合うだけ じゃ、たぶんあまり面白くないだろうし、ここまで世界的な人気映画にはならなかったかもしれません。ちなみに、ルーカス監督がオビ=ワン役を最初にオファーしたのは三船敏郎だったそうです。フォースの力の根源を探り、その力を引き出し、自在にコ ントロールできるように修行を積む求道者であるジェダイの騎士は、剣の道を究めるために修行する武士のようです。マスターとパダ・ワンの徒弟制度を見ても 、やはりブラスターではなくライト・セイバーの修行を通して人格を形成し、真理を追究するとした方がしっくりきます。「目で見るのではない、心で感じるのだ」と か、「剣は水の流れるように」や、「信じられないから、失敗する」等のセリフは、「五輪書」「葉隠」 にでも出てきそうな言葉です。

初期の頃のライト・セイバー・モデルは懐中電灯に毛を生やしたようなものだったのが、今では、映画に出てくるライト・セイバーそっくりのダイカスト製のクールなレプリカが作られています。・・・ものすごく欲しいです。。。

anakin

dooku

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