未知との遭遇 | ちょこっとだけシネマブログ

未知との遭遇

原題は「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND (第3種接近遭遇)」。「宇宙戦争」とは正反対の、極めて友好的な宇宙人と地球人の交信を描いた映画です。公開されたのは1977年で、「スター・ウォーズ」の後。テレビ版では40分以上はカットされていたようです。「未知との遭遇」と聞くと何故か三菱のミラージュを思い出します。・・・理由は良くわかりません。内容はほぼ忘れていましたが、あの特徴のある5つの音のメロディだけははっきりと記憶に残っています。異星人とのファースト・コンタクトがどのようなものになるかは想像するしかありませんが、音と光で交信を試みるというアイデアは素敵だと思います。やって来ていきなり殺人ビーム発射しまくり、というのだけは遠慮したいです。ラストで出てきた宇宙人は後のETのモデルになったそうです。でも地球よりはるかに高度な文明を持った高等生物が服着ていないのは、如何かと・・・。単純に比較はできないのですが、「スター・ウォーズ」に比べると、いまいち入り込めないところがあります。結局彼らは、子供たちを連れて地球に修学旅行に来たのでしょうか・・・? それで何人か連れ込んでみて、サンプルとして調べて・・・じゃなくてお友達になったりとか。そして友好的な雰囲気が盛り上がったところで、「バイバイ」・・・って、それだけ・・・? せっかく地球まで来たのだから、何か役に立ちそうな書物とかお土産を寄贈してくれるとか、交易を始めるとか、修学旅行で来たのなら、交換留学制度を設けるとか、しなかったのかなぁ。。まぁ、映画のお話ですけど・・・。最新のディレクターズ・カット版では、特別編にあった宇宙船内部の映像を監督が再度割愛し、想像力豊かに楽しめる作品にしたそうです。

「未知との遭遇」1977年
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー、テリー・ガー

未知との遭遇【ファイナル・カット版】


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